26日目

2015.3.22  26日目


 今日は8時にホテルを出て、火乗り場へ向かいました。10時に上海を出発する券をとっていましたが、時間があったので少しお土産を見て回りました。上海で有名なお菓子を買い揃えて満足し、もう少しターミナルで待ちました。昨日スーパーで今日の分の食べ物を買いましたが、奥さんのパンの賞味期限が切れていたため、またバーガーキングでハンバーガーを買いました。北京を出発する際に買ったものと同じもので、なんだかこの旅を締めくくるような感じがしました。高に乗り込み、少しすると出発しました。私たちの荷物が多いため男性にたくさん助けてもらって荷物を上にあげました。日本にいるときの中国人へのイメージではこんなことは考えられませんでしたが、国は違えど、人は人で一概に性格を勝手に想像してはいけないなと改めて感じました。

 ハンバーガーを食べ終えて、奥さんとアルバム作りの話をしました。私も奥さんも写真を撮るのが好きで、二人でアルバムを作ろうということになりたくさん話し合いました。歴史の話や文化の違いについて話したのですが、少し高度な話もできました。中国語をメインで使って、英語や日本語を織り交ぜながら話を進めていきました。少し難しいことでも通じたし、きちんと話し合えたことに感動し、またこの話し合いによってさらに中国の文化を知れたのですごく素敵な時間になりました。ここでまとめながら感じたことですが、私は今回の旅行で日本文化のルーツに触れたことに最も感動したことに気づきました。私はやはり日本文化が好きですが、その元は中国の文化です。より一層中国文化に興味を持ち、お茶や庭園を中心に研究して見たいなと思いました。これらを通して、辞書を片手にですが、私なりの伝えたいことをちゃんと伝えられたときの嬉しさは本当に大きかったです。

少し休憩して、寝たりご飯を食べたりしながら時間が過ぎていき、最後の方に奥さんの日本語の勉強の手伝いをしました。私は英語の文法と対比させながら伝えていき、それによって奥さんが理解してくれることが本当に嬉しかったです。日本語を教えるということにあまり目を向けていませんでしたが、今回の経験によって少しやってみたいなと思いました。日本語学にも挑戦しようと思います。34日の小さな旅行でしたが、学習意欲がさらに高まった素晴らしい旅になったと思います。

 地下鉄に乗り込み、一人で五道口に帰ろうとしましたが、疲れていたのか何回かホームを間違えてしまいました。今になってなんでだろうと思いましたが、残りの時間も気を引き締めて頑張ろうと思いました。寮に帰るとすぐにティエンバンに見つかり、上海や蘇州での出来事を話しました。また、タンティエンとゴンダオも私の部屋に遊びに来てくれていろんな話をしました。彼らも今日頤和園へ行ってきたそうで色々と話を聞き、私も行きたくなりました。お互いに情報交換をしあって楽しみました。

 そのあとは洗濯をしてご飯を食べに五道口站付近へ行きました。いつもたくさんの人が入っているお店に入ってみると、席を取るのに苦労しましたが、無事座れて中国料理を食べました。すごく美味しくて、特に肉汁がたっぷりはいった大きめの包子はそのお店の看板商品なだけあってすごく美味しかったです。また値段も安くて、最後の方になっていいお店を見つけました。

 そのあとは行ったことのないカフェに入りました。タンティエンとゴンダオは入ったことがあるそうですが、パン屋さんのカフェで美味しそうなパンがたくさん並んでおり、私はバナナコロネを注文してカフェラテと一緒にいただきました。お店の雰囲気もいい感じでコロネやカフェラテの味もよかったのでまた幸せな気分になりました。北での生活がすごく居心地のいいことに気づき、もうすぐ帰ってしまうのが勿体無く感じられるほどでした。またたくさん話して22時ごろに寮へ向かって帰りました。これからは休んだ分の勉強を取り返さないといけません。遊んだ分勉強に集中していきたいと思います。