〈北京語言大学研修 8日目(3月1日)〉
気がついたら2月が終わり、ついに3月になりました。今月の終わりにはもう帰ることになるのだと思うと、少し寂しいような気がします。中国での生活にもだいぶ慣れてきました。最初は交通の乱れ具合に驚き、恐怖を感じていたのですが、最近は注意を怠らなければ大丈夫であろうと思えるようになり、朝の寒さや乾燥への対処もきちんとできるようになってきました!
これが「慢慢就习惯了」(授業の内容の一部)なんだなあと、しみじみ感じています。
今朝の話です。6時半過ぎくらいに突然部屋のドアがノックされ、人の気配を感じました。驚いて様子をうかがっているとまたノックが…掃除の人かと思ってドアを開けたらスーツケースだけが置いてありました。実は、私のルームメイト(アメリカ人)は、北京に来てからまったく姿を見せていませんでした。私はすぐに「ああ、ついにルームメイトが来たんだ!」と思い、外に出ようとした瞬間…ルームメイトが目の前に現れ2人ともびっくり!!
思わず笑い出してしまいました。朝からおもしろい体験をしました。その後簡単に挨拶をして、私は授業に行きました。
午後にはお茶会がありました。中国のさまざまなお茶を味わえる機会はそうないので、非常に楽しみでした。みんなが席についたときに先生がいらっしゃいました。試飲する前に、先生が中国のお茶の起源や種類について教えてくださいました。中国人は身体にいい飲み物としてお茶を飲む習慣があり、季節によって飲むお茶を変えるそうですね。これは私も実践してみたくなりました。中国茶には7種類あって、それぞれ緑茶・黄茶・白茶・ウーロン茶・紅茶・黒茶・花茶というそうです。お茶や茶葉の色もそれぞれ名前の通りの綺麗な色をしていました。味だけでなく、目で見て楽しめることも素敵です!
花茶を除いた6種類のお茶の代表的なものを、説明の後堪能しました。中でも、私が一番好きだなと感じたのは紅茶でした。日本で売ってる紅茶と似ていますが、まったくえぐみ(渋さ?)があとに残らず、スッキリとしていて飲みやすかったのです。毎日飲みたいくらいでした!!
このお茶会、中にはとても眠そうで、興味がなさそうな人もいましたが、私はお茶が大好きなので大満足でした!! それぞれのお茶の、異なる香り・色・味を存分に楽しめて、本当に幸せでした…。
今日から食堂の2階と3階がオープンしたので、晩ご飯は3階で食べてみました。やはりおいしいです!
1階の倍くらいの値段ですが…。これから晩ご飯だけは3階で食べることにしようかなと考えました。では、明日も頑張ります!
投稿者:大櫃彩花
編集者:丁 雷