北京語言大学研修 30日目(2018年)


海外研修〜30日目〜


 1ヶ月があっという間に過ぎ、明日には帰国となりました。今日は最後の講義ということで、他のクラスと合同でお茶の講義を受けました。中国の6種類のお茶について説明していただき、その中から4種類のお茶を実際にいただきました。私は、茶道はこれまで少し習ったことがあるのですが、普段飲むお茶に関しては種類や入れ方や用途など全くこだわりがなかったので今日学んだことは初めて知ることばかりでとても新鮮でした。また、風邪をひいたときにはこのお茶、食前にはあのお茶などのようにお茶を飲み分けるという発想がなかったのですが、中国人はお茶に関してとても強いこだわりを持っていることがわかりました。
 


 午後からは、友達と最後の買い物に出かけました。元々予定していたのですが、お土産用にお茶を買いに行きました。いろんなお茶の試飲を勧められて、どれにしようか迷ったのですが、自分で店員とやりとりしながら購入できたのでよかったです。

 夜は、既に3回くらい行った私たちお気に入りの黄焖鸡のお店に食べに行きました。鶏肉の煮込み以外も本当に美味しくて、今日は4人で行っていろんな種類を頼んでシェアして食べました。いっぱい頼んでみんな写真を撮っていたので店員に笑われましたが、とても良い方なので「お礼と明日帰国するから今日食べに来た」ということを伝えると、「今度北京に来たときにはまた来てね」と言われました。

 
そのあと、寮に戻ってカードに2元ほど余っていたので、明日用の水を買って使い切ったのですが、やはり同じように使い切ろうと考える人が多いのでしょうか、レジの方に、「今日はみんな0元にしていくね」と言われました。なので、ここでもお別れとお礼を言って売店を後にしました。

 また、最後の汉语桥では初めてお会いする中国人とドイツ人の方とお話できました。日本語はまだあまり話せないようですが、お二人ともとても日本語に興味があるようで、日本語ではどのように言うかや方言についての話をしてとても盛り上がりました。こうして最終日を迎えて、北京での多くの人との出会いを通して、レベルの違いはあれど共通の言語があることの魅力を肌で感じることができ、とても有意義な1ヶ月間を過ごすことができたことに感謝です。明日は長旅ですが、最後まで安全には十分気をつけたいと思います。


投稿者:阿部史歩
編集者:丁 雷

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