13日目

2015.3.9  13日目

  今日も同じように授業が始まりました。休みを挟んだせいか、少し聞き取りができなくなっていましたが、よくよく考えると先生の話すスピードが少し早くなっているようでした。予習の習慣がついていたのでなんとかついていけましたが、少し驚きました。これが聞き取れるようになりたいなと強く感じました。もっと勉強を進めていきます。

  お昼は丁先生と合流して四川料理を食べに行きました。辛かったけどすごく美味しかったです。先生は講演会があるとのことで、後でまた合流することにして、私たちは洗濯をしました。物干し竿がなかったため、仲間の一人に借り、女二人で設置に励みました。少し時間がかかりましたが、できたときの達成感は大きかったです。洗濯物を干し終わると、先生から連絡があり、お金の換金をしに中国銀行へ行きました。手続きは簡単でしたが、閉店間近だったので時間がかかりました。ここでのやりとりは全部先生がしてくれました。早すぎて聞き取れませんでした。いつか自分でできるようになりたいです。

  そのあとは銀行の近くのMaan Coffeeというカフェに行って、先生は報告書を、私とゴンダオは復習をして過ごしました。少し高かったけれど、感じのいい場所でずっといたいくらい居心地が良かったです。授業中にわからなかったことや気になったことをたくさん聞けて充実した時間を過ごせました。もちろんコーヒーも美味しかったです。いい時間になったので今度は朝鮮料理屋さんに行きました。1日にいろんな種類の料理が食べることができて嬉しかったです。少し辛いけど癖になる味ばかりで、中でもニンニクの丸焼きは想像とは違い本当に美味しかったです。先生がたくさん選んでくださり、次々にお皿に注がれるので休む間も無く黙々と食べ続けまるで戦争のようでした。でもこんなになりふり構わず豪快に食べられるのも中国のいいところだなと思いました。



  部屋に帰ると突然新しい韓国人の同屋から部屋を変わってほしいと言われました。突然のことすぎて戸惑いましたが、彼女の友達が韓国語以外の言語を話せないため、助けてあげたいとのことでした。なんだか悲しくなったのと同時に先生に言わないといけないと思って先生に連絡しましたが、返事がなかったので、テンティンの部屋へ行って助けを求めました。

 テンティンが郭先生の部屋まで行ってくれたらしく、私の部屋へ来て同屋と話してくださいました。理屈の通った話ではなかったため、いろんな人を混乱させてしまいましたが、お互いに友達を立てて話し合いをしました。そのことからわかったことは、同室はただ友達を助けてあげたいだけではなく、私があまり部屋に帰ってこないことに腹を立てていて、私ともう一緒にいたくないようでした。私もそう思わせてしまったことに申し訳なく思いましたが、これ以上一緒にいることは勉強に支障が出るかもしれないと先生から助言をいただいたので、私が部屋を変えることを決意しました。最後に二人きりになったとき今までにないくらいいろんな話をしました。「あなたはオープンな人だったのね」と言われやっと分かったというように何度も頷いていました。これが彼女との最後の夜です。