2015.2.26
2日目
お昼からは中国銀行に行き、両替等を行いました。春節のお休みで係りの人が一人しかいないということに驚きました。今日の天気が非常にいいのは工場がお休みだったからでPM2.5が降っていないのかという話になりました。日本人ならではの会話だと思います。両替には手数料がかかるため、全員が一緒に両替をしてもらいました。全員に手数料がかかるよりも、一人分に抑えようとする知恵を知りました。
そのあとは、大学の近くの超市发(スーパー)でお買い物をしました。日用品はもちろん、一番必要なのは水です。始めからお腹を壊すのが怖かったのでうがい等は清涼水で行いました。また、食堂に飲料水やお茶などは置いていないため、自分で持っていく必要があります。物価は以前に比べると大分高くなったようですが、日本と比べると食料品はまだ安いです。水は500mlのペットボトルの水は約20円です。日用品については日本と変わりませんでした。私は、寮に思ったよりも備品がなかったので、洗濯用洗濯バサミやトイレットペーパー、水等を購入しました。トイレットペーパーがないのには正直驚きました。
さらに、丁先生や北語の先生や仲間の一人の話では、中国の方言のシステムは日本とは少し違うということも聞きました。日本では、書き言葉についてはどこの地域も共通であり、文法に違いは生まれず、話し言葉にのみ違いが生まれますが、中国では文法も変わってくるために、書き言葉も話し言葉も変わってしまいます。すごく興味深く聞かせていただきました。
料理についてはすごく美味しかったです。少し脂っこいものもありましたが、どれも日本にはない料理で面白かったです。北京烤鸭は皮に巻いて食べました。鶏の皮がパリパリのした食感でソースともマッチし、本当に気に入りました。
帰りは、今廈門大学の院生であるKさんとお話しすることができました。貧乏学生をしているとおっしゃっていましたが、今後の計画や夢を聞いていると壮大で、とくに「人が好き」だという言葉に説得力があり、とてもかっこよかったです。すごく親切な方で、考え方が全く違う私の考えも全て聞いてくださり、彼なりのアドバイスもいただきました。この出会いは私の中で大きなものになりました。
部屋に帰るとなぜか心細くなります。優しく送り出してくれた家族や友人に感謝し、またたくさんの面倒を見てくださる先生方に感謝し、今後も頑張っていこうと思います。