2015.3.2
6日目
今日は5:30に起きて6:00に先生のお家を出ました。朝が早いのにお母さんが用意してくださっていました。家庭の良さをひしひしと感じました。高速バスと地下鉄を乗り継ぎ、一時間半ほどかけて大学へ戻りました。この日は零下3度でとても寒かったです。ですが、北京の交通システムを知るいい機会となりました。大学につき急いで用意しようと自分の部屋に戻ると同屋が帰ってきていました。4年生の本科生だそうで、中国語はペラペラでした。しかし私の中国語のレベルはそこまで達していないので、英語と中国語を織り交ぜながら会話をしました。本科生はまだ授業が始まらないので、早起きをさせてしまいましたが、感じ良く挨拶をすることができました。タイ人だそうでお互いに母国語はわからないので、外国語を用いて話しました。憧れでしたが、いざ話してみると難しかったです。でも私たちには表情やジェスチャーがあるので笑顔でやりとりができました。
身支度をして寮を出て今度は教室探しを始めました。あまり場所を覚えていなかったので心配でしたが、他の学生も入って行ったのですぐに分かり、なんとか一人でいけました。寮からは20分ほどかかりました。教室にはもうすでにほとんどの人がきていました。明日はもう少し早く出ないといけないなと思いました。
オリエンテーションが始まるのかと思いきや、いきなり授業が始まりました。1.2時間目は同じ先生で、アメリカ式のような授業でたくさん話す場面がありましたが、みんな積極的に話しているので、恥ずかしいとも思わずに楽しめました。教科書もほとんど使わずにPowerPointで授業が進められました。本当に面白かったです。私のクラスは日本人が多かったのですが、イタリア人やアメリカ人、アルゼンチン人やドイツ人もいました。他の国の方が特に積極的で向上心を掻き立てられました。
お昼は何人かで食堂に行きました。あまり美味しくないからと少し敬遠していましたが、今日食べた料理は酢豚のようなものでとても美味しかったです。中国ではラインができないと思っていましたが、学内で一箇所だけ使えるところがありました。インターナショナルカフェというところで、久しぶりにラインを開きました。これだけ私はスマホに依存しているのかと思うと少し悲しいですが、世界は本当に便利だなとも感じました。
そのあとは大きなスーパーに行きました。幸福超市というちょっと怪しい名前でしたがたくさんの物を売っており、本当に便利です。手洗い用のボウルとアイスクリームを買って帰りました。帰りに中国のアイスを食べて帰りましたが、日本のものより味が濃くて本当に美味しかったです。私はヨーグルト味を食べました。安いし美味しいしで本当に得をした気分になりました。
そのあと、郭先生の付き添いでWi-Fiをつなぎに行きました。学内Wi-Fiは一ヶ月120元ですが、Wi-Fiがないと誰とも連絡が取れず不便なため、つないでもらいました。
環境が便利になったところで溜まっていた洗濯物を干しました。洗濯するには特殊なコインが必要でしたが、仲間の一人がもうすでに買っていたので、女子三人で同時に洗濯機を回すことにしました。洗濯機は少し古いですが日本製のもので親近感と安全を感じました。三人でちょうどぐらいでした。それぞれ、コインと洗剤、柔軟剤を出し合いました。私は家から柔軟剤を入れてきたのでそれを使いました。41分かかりました。
洗濯物を干そうと部屋に戻ると鍵が見当たらず大慌てしました。同屋にも手伝ってもらいました。私のためにたくさんのことをしてくれましたが、鍵は結局私のカバンの中に入っていました。私のいつもの悪いくせが出てしまいましたが、彼女はにっこり笑ってくれました。いいルームメイトに恵まれたことも本当に感謝いたします。今日は同屋の韓国人の友達がくるから洗濯物どうする？と聞かれて、私はてっきり男友達だと思ってそのことを伝えると大笑いして「女の子だよ」と言ってくれました。こんなやり取りできるなんて本当に嬉しかったです。
17:30に丁先生とタンティエン、ゴンダオと一緒に集合し、电影院（映画館）に行きました。火曜日は誰でも半額になり、水曜は学生が半額になるそうなのでそのチケットを狙って行きました。チケットは一枚35元（700円）でとても安かったです。明日見に行くのですが、中国の映画館がどんなものなのか今から本当に楽しみです。
そのあとはUセンターの地下にあるサイゼリヤに行きました。メニューはやはり日本とは違いましたが、どれも美味しそうでした。私はトマトとツナのスープスパゲティとドリンクバーを頼みました。これで30元（600円）です。ドリンクバーにも日本にはない飲み物がたくさんありました。例えばとても薄いぶどうジュースや桃ジュース、はちみつジュースの原液などです。私はこの蜂蜜にスプライトを入れて飲んでいる丁先生を見て真似して作りました。本当に美味しく、ほとんどこれを飲んでいました。美味しかったです。食べ終わりそうな頃に他のメンバーもきました。たくさんおしゃべりをした後にブラウニーを食べました。私のお腹は麻痺してしまい、満腹なのかどうかもわからなくなっていて怖かったです。でも、本当に美味しかったです。
そのあとは、同じく地下にある高級超市に行きました。やはり他のスーパーよりは高かったですが、それよりも、同じクラスのタンティエンやゴンダオとたくさん中国語で会話をしました。私の単語力がないのは大きな問題でしたが、他の二人にたくさん聞いて使って話すようにしました。中国語を話すことに抵抗はなくなり、本当に楽しみながら中国語を実践的に話しました。これがすんなりとできたことは本当に嬉しかったです。あしたも早いのですぐに帰ろうということになり、部屋に戻ると同屋が寝ていました。起こすのはまずいと思ったので静かに勉強を始めました。彼女が起きた後にいろんな話ができました。中国語と英語が混じっていますが深い話ができたと思います。家族の話や将来の夢を語り合いました。お互いにお互いの中国語のレベルを知った上で話すため、比較的話しやすかったです。彼女は今日クラブに行くそうで部屋を出ましたが、外国人の背中のフックを止めたのは初めてでした。(笑)
驚いたのは今日の午後に干した洗濯物がもう乾いていたことです。こんなことならパジャマは一組でよかったなと思いました。