第二期内容


8 件のコメント:

  1. 中国留学セミナー レポート   投稿者:S143031

    今回の掲示物では興味深いものがたくさんあって読んでいて非常におもしろかった。まず慶応大学の学生と中国人大学生が恋愛、学生生活、習慣、告白など自由な話題から「中日双方の印象を改善するために、いかにして中日双方のプラスエネルギーの情報を伝えるか」といったテーマまで討論したとあった。国境を越えてそういった身近な話題で話すのはとても楽しそうだし実際どんなものなのかなとすごく気になりました。僕は中国についてはまだ知らないことばかりですがあまり良いイメージがなく偏見をもっています。しかし、今回の掲示物で中国人学生が「百聞は一見に如かず」と語っていたようにニュースや新聞で得られる情報も大切ですが実際に中国人の方と話して理解を深める方が中国についてより深く考えることができると思います。国境を越えた交流はとても大切なことだなと思いました。また訪日した一行が現代日本を体験し、特にアニメの歴史に対する理解を深めたとあり、中国留学セミナーの第二回の講義で留学先ではアニメの話が盛り上がると聞いていたので本当だったんだとびっくりしました。
    二人の中国人の方々の「中日関係の行方」「公共マナーと中国人」の文章はとても勉強させられる内容だった。「中日関係の行方」の方では、日本には「信無くば立たず」という言葉があり信任を得るには相手の考え方と心が理解できなければならず、ここでの理解は有好往来の礎石であり単に仲が良いというだけでなく二つのギアが摩擦を利用し噛み合うようにすり合わせるうちにより遠い未来へ進むということだと書いてあった。現在、日本紫金草合唱団と南京の大学生が交流活動を行っているような民間のコミュニケーションの機会が中日関係を新しくしていくのだろうなと感じました。「公共マナーと中国人」の方では、近年中国人の海外旅行の際の無作法な様々な振る舞いが目立ち中国語表記だけの警告があったりすることを初めて知った。そこまでひどいものなのかと思ったが中国は古くから「礼儀の邦」と称される世界の四大古代文明国の一つであったらしく、いつからこうなってしまったのかとても不思議になりました。そういった公共意識の欠如の原因は赤ん坊に対しての排泄習慣の訓練不足にあるという学者がいて、中国では幼児に股が割れているズボンを履かせるという伝統的な習慣があることを知った。それで子供が心に深く自分を放任する根を下ろし、その後礼儀を守らない理由の一つになるそうだ。人口過剰とともに国民教育不足の問題も生じているようで対応策を確実に実行していくことが重要なんだなと思いました。

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  2. 中国留学セミナー 感想文  投稿者:S123057
     章さんの中国の公共マナーという文章を読んでみて、感じた事が二つあります。
     一つ目は、「人間は元々、怠け者だからマナーを正すには教育しなければならない」という部分が少し共感出来たという事です。何故なら、私も小学校から中学校までの九年間、道徳という特別授業のお陰で相手の気持ちを共感する力を養う事が出来たからです。(章さんの教育がどういった事なのか文章の中に書かれていないので詳細は分かりませんが、私は道徳と捉えました。) しかし、道徳を教えている教授の話によると道徳教育は決まった教え方が無く、答えが存在しない教科である事から、生徒任せの教科であると仰っていたので全員が正しいマナーを身に付けるとは思いません。
     二つ目は、章さんが「一人っ子政策を行っているにも関わらず、人口が増加し、教育不足が進んでいる」と書かれていますが、一人っ子政策を行ったからこそマナーの問題が起きているという事です。中国がどの様な教育を行っているのか気になってインターネットで「中国における道徳教育の動態」という記事に軽く目を通してみました。この記事によると子供が一人なので過保護に育てたり、親が子供の将来の事をより思慮した結果、子供の日常生活の能力や独自に問題を解決する力が弱くなっていると書かれていたので、逆に悪影響を与えている気がします。章さんの言う様に確かに人口が多い事が原因で教育を受ける事が出来ない子供達は沢山いると思いますが、私はそれが原因になっているとは思えません。
     最後に自分の意見を書きます。章さんの意見と重なるのですが、やはり人間の道徳は家族や周囲にいる人の影響が大きいと思います。自分がまだ物事の善悪が分からないぐらい幼い時、その人達は物事の理屈はあまり言いませんが、良い行為と悪い行為の基礎的な事を教えてくれるからです。これは私の体験談なのですが、小学校六年生の頃の私は人に言われて行動する事が大嫌いな性格で、担任の先生は明るく優しかったので好きでしたが、あまり話を聞かない問題児でした。その事が災いとなって、私は危うく食中毒になる危険を冒しました。その時、担任の先生は勿論怒鳴りましたが、私の事を本気で心配してくれている事が伝わり、「あぁ、悪い事してしまったな」と身に染みて感じました。だから、今でもその当時の事ははっきりと覚えています。私は自分の行為の悪い部分は周りにいる人達が教えてくれたり、気付かせたりしてくれる事だと思います。今回の中国のマナーの悪さも周りの人達が善悪の判断をしてないからこそ起こった問題だと思います。

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  3. 感想文  投稿者:S141047
    今回の記事では、日本を訪れた中国の学生たちと日本の学生が日本の一般的な街並みを観光や日本文化の体験などとても密な交流をしたということと、中国の学生二人のコンクールで受賞した作文が取り上げられていました。
     まずは笹川杯作文コンクールと笹川杯全国知識人大会で入賞した19人が日本を訪問したものからですが、慶應大学の学生と合わせて45人が自由な話題から「中日双方の印象を改善するために、いかにして中日双方のプラスエネルギーの情報を伝えるか」といったテーマまで様々討論したそうです。日中関係が滞っている現在の時代に合っていて充実した討論を行ったのだなと思いました。双方の学生は正確な情報を伝え合うべきだと考えが一致したそうで、そういったポジティブな結論が出て良かったと思います。中国の学生もインターネットやメディアなどの偏向した情報に疑問を持っていることに安堵感を覚えました。日本でもそういった噂は耳にするので、僕も興味があります。日中メディアの情報統制が、それぞれどれほどされているのかわかりませんが、規制が比較的厳しい中国において、どういった情報源があるのか興味が湧きました。来日した19人は和服を着たり、足湯に浸かったりと日本の文化を知ることができたそうで、ある方が「非常に有意義だった。百聞は一見に如かず」と今回の喜びを語っていたほどです。どんな土地も(それほど危険でない限りは)やはり一度でも訪れることが大事なのだなと感じました。僕もメディアなどの媒体を通さず、自分自身で五感を使って中国の文化を感じたいと思いました。目につきやすい世界遺産だけでなく、現地の人の様子や街の雰囲気もしっかり見てきたいと思っています。また、こうした活動の機会を様々な団体が多く取り入れるといいと思いました。この大学でもそのような交流会を開催していただきたいです。
     また、先に書いた作文コンクールの受賞作品ふたつを読みました。                     
    ひとつは日中関係の安定化を、合唱団を例に挙げて取り扱っていた作文でした。日中関係の改善には相互の理解が必要であり双方が努力しなければならないなと思わされる文章で、大事なことに気づかされました。作文中で合唱団が扱われていて、高校時代に合唱をしていた僕は文章に親近感を感じることができました。これは僕の持論ですが、音楽は国境を超えると思っています。合唱や歌となると歌詞がついている曲も扱いますが、音そのものは言葉に依りません。しかも合唱は人がいてこそ演奏できるものなので人と人のつながりを感じることができます。日本ではまだマイナーですが、合唱を通した交流会も催したらいいと思います。島根は合唱が盛んなので、ぜひともやっていただきたいです。
     もうひとつは、中国人の公共マナーに関する作文でした。近年中国人が世界中に旅行していて、その経済効果は膨大だと言われています。しかしそうした良いニュースが報じられる裏で、マナーの悪さもまた報じられています。中国国内では、そうしたマナーが常識なのでしょうが、郷に入っては郷に従えとあるように、ある国の領土ではその法律が適用されるように、トラブルに備えてマナーも知っておくべきだと思いました。旅行関係の本やガイドブックにはそういうことも書いてあるでしょうから、それを読んでうまく気を使ってくれればいいと思います。

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  4. 中国留学セミナー感想文 投稿者:L133040
     今回の展示のテーマは「食べ物」でした。日本と海外の文化の違いを考えるときみんなが最もよく思い浮かべるもののひとつです。日本と中国も近い国ではあるが、食文化の違いはかなり大きいものです。
     日本と中国の食文化の最も大きな違いは、やはり種類の多さだと思います。展示されている写真を見ただけで、中国の料理の種類の多さがよくわかります。私が一回生のとき、中国人の留学生からこんな話を聞いたことがあります。「日本に来て思ったのは、大学の食堂のメニューの種類が少ないね。」当時はあまり気にしませんでしたが、留学セミナーで留学体験を読んだり、展示された写真を見たりすると確かに日本の大学の食堂の種類は少なのだなあと思いました。実際に中国に留学した人から話を来てみても、中国の食堂は本当にいろいろな料理があってすごかった。全種類食べるのに一週間あっても足りないかもしれない、と行っていました。それだけ種類が多いのだと感じた瞬間でした。けど先生は、日本の食堂は海外からの人にとっては使いやすいと行っていました。理由を問うてみると、種類が少ないと覚えるべき単語の数が少なくなるため、注文がしやすいとのことでした。確かに友達も種類が多すぎてどう読むのかわからない料理が多く、注文しにくかったと言っていました。私は思わず笑ってしまいました。
     違いは種類の多さだけではありません。展示された写真にはこんな写真もありました。カエルやサソリ、イモムシなどを唐揚げにしたようなものの料理もありました。カエルやサソリなどは日本ではまず食べる機会はありません。だからこれを聞いてびっくりする人は多いと思います。日本人が食べないものを海外の人は当たり前のように食べる、これも食文化のひとつです。海外の人からでも、日本で食べるものに驚かされることは多いです。魚を生のまま食べることも、今でこそ結構海外受けしていますが、最初はなかなか理解されなかったそうですし、ニュースなどでちょくちょく話題にされる鯨を食べる習慣もなかなか理解されていません。
     先の留学の時に、結構いろいろなものを食べてきたそうです。海外の料理を味わうのも海外に行ったときの楽しみのひとつだと思います。中国では中華料理のイメージが強いと思いますが、そればかりではないことを知るいい機会にも成り得ます。私ももっと中国の食文化を知りたくなりました。文献などを使って調べてみようと思います。

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    1. 写得很好!希望你继续努力,以后能够用汉语来写自己的心得体会!

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  5. 中国留学セミナー 感想文 L133015
     今回の掲示板の写真を見ていると、中国には本当にいろいろな食べ物があるんだなと感じました。例えば私たちもよく知っている北京ダックや火鍋といった料理は本当においしそうだな、と思いました。一方あまり馴染みの無いサンザシの飴はちょっと食べてみたくはなりましたが、虫を使った料理や漢方薬を見るとこんなものも口にするのかとただただ驚きでした。日本にも少し虫を食べる文化はありますが(イナゴとか)、あんなに多くの虫が串に刺さった状態で陳列することはまずないので、まさにカルチャーショックといった感じだな、と思いました。留学した先ではこうした食べ物から見える文化の差も自分で見て食べて感じられるので、素晴らしい機会だなと思います。
     また、その横にあった「笹川杯作文コンクール」と「笹川杯全国大学知識人大会」の受賞者による日本旅行についての記事があり、日本の名所を訪ねたり、文化を学ぶ体験をしたり、「ひめゆりの塔」へ行き戦争体験について話を聞いたり、日本の学生と交流を行ったりしたことが書かれていました。お台場などで「クールジャパン」と称される日本の現在の文化に触れたり、ひめゆりの塔で当時の日本側の状況を聞き有名な「島唄」に込められた物語を知り、日本人学生とこれからの日中の関係のあり方としてプラスエネルギーの情報交換をしあうことを話し合ったりなど、すごくポジティブな交流が行われていたのだと思いました。私たちも昨今、偏見の多い情報ばかりで本当の中国のことを知る機会が非常に少なく、未だ多くの人が中国に対してあまりいい印象を抱いていないのが現状です。なのでこういった実際に見て知る、まさしく「百聞は一見に如かず」という言葉が合うような、そんな交流がもっと増えないと変わっていかないだろうと思います。
     さらに二人の学生による作文が掲載されており、一人は「中日関係の行方」と題し、平和的関係について意見が述べられていました。その中で紹介されていた紫禁草にまつわる話がとても印象深かったです。中国で日本の軍事工場の工場長として働いていた男性が、現地にあった紫禁草の種を持ち帰り、帰国後戦争反対の気持ちを込めて各地にまいたという話は、国同士争っている中で平和を願う人が確かにいたのだという非常に心温まる話だな、と感じました。また後に歌となり、日本人学生達が訪中公演で歌った際中国語で歌ったことも書かれ、民間レベルでは平和を願う人々によってこんなに温かい交流が行われていたのだと知り、感激しました。私もいつかこういった国同士の温かい交流に携わって双方の心の距離が縮まることに貢献できたらな、と思います。
     もう一人の作文は「公共マナーと中国人」と題し、最近海外旅行をすることが増えた中国人が行った先々でマナーが悪いと言われてしまうことについて書かれていました。日本でも中国人観光客に対し「マナーが悪いから」と悪い印象を強く持っている人が少なくありません。しかしこの作文を書いた学生をはじめ、マナーがなってないことに対して反省し改善しようとする人が増えているのもまた事実です。今はまだ他の国に比べてマナーへの意識が低いかもしれませんが、これから世界をリードする大国になることを目指している以上改善されていくと思うので、そうすればもっと交流の機会が増えるなと思います。

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  6. 中国留学セミナー感想     投稿者:L145035

     今回の掲示は、「笹川杯作文コンクール」「笹川杯全国大学知識人大会」の受賞者が8日間の日本を訪問したという内容であった。今回の訪問でも中国と日本についての意見交換が行われた。恋愛、学生生活、習慣、告白などの自由な話題から、「中日双方の印象を改善するために、いかにして中日双方のプラスエネルギーの情報を伝えるか」といったテーマまで討論したそうだ。留学セミナーの授業の中でも、中国と日本の贈り物に対する考え方が大きく異なるということを知ったが、恋愛や学生生活などにも違いがあると思うので、その違いが知れて楽しそうだと感じた。しかし、「中日双方の印象を改善するために~」というテーマの討論は相変わらず難しそうだ。

    そして、「笹川杯」で優秀賞を受賞した中国人学生の作文を2つ読んだ。1つ目は「中日関係の行方」というテーマのものだった。この作文を書いた曾さんは、日本紫金草合唱団を通して日中関係の未来について述べていた。紫金草というのは、中国で二月蘭と呼ばれているもので、戦時中に中国から日本に持ち帰られたものである。合唱団は平和を願って活動しており、曾さんはこの合唱団のように中日お互いが理解しあい、新たな未来を切り拓くために平和を伝える活動を広めたいと書いていた。私は紫金草のことも、合唱団のことも、この作文を読んで初めて知った。
    2つ目は、「公共マナーと中国人」というテーマで、個人的にとても考えさせられるものだった。作文を書いた章さんも述べているように、私も中国人のイメージとして、「礼儀がない」、「行儀が悪い」と思ったことがある。それは一部の中国人を見て思うことであり、それが全ての中国人に当てはまるわけではない。しかし、そうだと分かっていながらも、中国人の印象として一部の人の印象が強く残ってしまう。このことから、自分も気づかないうちに悪い印象を与えていることがあるかもしれないので、細かいところにも気を付けなければならないと思った。
    一方で、日本人が中国人に「礼儀がない」、「行儀が悪い」という印象を持つのは、仕方がないことであると考えられるような気もする。本当に礼儀がなく、行儀が悪い人もいるとは思う。だが、中国では普通に行われていることが日本や他の国からみると、礼儀がなく行儀が悪いと見えてしまうのかもしれない。よく言われることだが、「自分の当たり前は、他人の当たり前とは限らない」のだ。このことには、文化や生活習慣の違いが関係していると思われる。1度見ただけで印象を決めつけずに、視野を広くしていろんなところに目を向けてみることが大切だと考える。そうすれば、今まで見えてこなかったものが見えるようになるかもしれない。

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