2016年留学 8日目

201632() 留学八日目


 今日は午前中授業を受けた後、Cクラス組で食堂の三階に行ってご飯を食べました。初めて入ったのですが、メニューの多さと一覧表があることに驚きました。先生からも「三階の方が美味しいよ」と聞いていたので期待して並んでみると、麺類やお粥など二階には無かったメニューがたくさんあり、おかずも種類が豊富で選ぶのに迷いました。ただ、メニュ―表があるため自分で料理名を言わないといけないのがちょっと大変でした。今回は普通にご飯が食べたかったので、ご飯とおかず二品を食べましたが、そのおかずも美味しかったです。次回は麺などにも挑戦したいと思います。

 そして午後からは2グループに分かれて、一方は卢沟桥、もう一方は丁先生のご実家での餃子パーティーに行きました。私は、今日は餃子パーティーの方に参加しました。先生のご実家に行ってお父さんお母さんに会うのは初めてだったので、行く前はすごくワクワクしました。お家に着くまでの道で軍の管轄下の敷地に入っている所は、北京の一般的な街の喧騒とは全く違う静けさがありました。すごく統制されているという印象で、歩いている時もちょっと緊張しました。お家に着くと奥さんがまず出迎えて下さり、その後お父さんやお母さんも出迎えてくださいました。お父さんもお母さんもとても優しい雰囲気の方でみんなをにこやかに歓迎してくださいました。

 最初はお父さんと先生、そしてみんなで挨拶程度にお話をしました。お父さんが少し日本語を話してくださったので嬉しかったです。その後先生に餃子に関する単語を教えてもらい、まず餡づくりをしました。お父さんが餡の材料を混ぜる手本を見せて下さり、それからみんなで数を数えながら混ぜました。みんなで一緒に数を数えながら作業するのは、団結感が出てすごく楽しかったです。
包む前に混ぜ終わった餡を置いておいて味をなじませるため、待っている間にみんなの自己紹介を先にやりました。周りは一年生ばかりで、みんな自分の自己紹介で専攻を言ったりするのに苦労しているみたいだったので少し助けてあげたりしました。自分はCクラスだし3年なのでみんなよりしっかりした内容を話さなきゃと思い、頑張りました。自分の出身や大学、専攻分野、北京に対する感想、家族構成など話し終わって一息ついた後、丁先生から「この前のスピーチコンテストの内容もちょっと話して。」と言われました。そんなリクエストが来るとは思っていなかったので、しどろもどろになりながら、スピーチコンテストで話したことを簡単に話しました。もっとちゃんと準備しとけばよかったです。その後他の子たちも自己紹介をし、お父さんお母さんや奥さんの質問に答えて楽しく過ごしました。

餡が出来たので次に皮で包む作業に入りました。ここでもお父さんの手本を見させてもらいました。日本の餃子の皮よりもっとモチモチしてて柔らかい皮を使い、ひだを作らず包むのが中国流です。包む時のコツは真ん中をまずしっかり閉じてその後左側から順にぎゅっと押さえて閉じることだと教わりました。包み方を教わった後はみんなでおしゃべりしながら餃子を包んでいきました。途中先生やお父さんお母さんが様子を見にきて、上手くできているなど見てくださいました。みんな餡の量の調整にてこずってましたが、何とか包めました。 

その後はゆでてもらってみんなで食べました。ものすごい量の餃子が出てきたので、こんなに作っていたのかと少し驚きました。中国では餃子のたれではなく酢につけて食べるそうで、黒酢みたいなものを出していただきそれにつけて食べました。皮が日本の物より厚めなので、食べた時ちょっとうどんみたいな食感だなと感じました。中の餡がジューシーでニラもたくさん入っていて美味しかったです。お酢の味も初めての味でしたが美味しかったです。少し独特の香りがしているような気がしました。食べても食べてもまだ餃子が出てくるのでお腹いっぱいになりました。
 食べ終わってみんなでメッセージを書いた後、記念撮影をしてお父さんお母さんとお別れをしました。別れ際にお父さんにお礼を言うと、「また来てね!今日は島根大学の子は3人だったから、今度は高桥佐藤も一緒にね!」と言ってくださいました。その言葉を聞いてすごく嬉しくなりました。またいつか、今度は島大組でそろって遊びに行きたいな、と思いました。そしてその時はもっといろんな話をお父さんお母さんとしたいな、とも思いました。

帰りは学生だけでどうにか地铁に乗って帰りました。帰ってから17楼のロビーで島大組はアイスを食べました。ちょうど近くに外国人留学生二人がいたので、勇気を出してちょっと話しかけてみました。頑張ってしゃべったらすごくフレンドリーに対応してくださいました。二人ともアゼルバイジャンから留学に来た男子学生で、後でWeChatを交換した方の学生はイブラヒムさんという方でした。また外国人留学生の知り合いが増えてよかったです。



部屋に戻ってからは、同屋と北京や中国の他の地域のどこに行ったことがあるのかという話をしました。私が毎回朝早くから夜まで部屋に戻らないので、毎日どこかへ遊びに行ってるのかと思っていたみたいです。それで、先生に連れて行ってもらった所や长城の話をしました。同屋は「天津がいいところだから行ったらいいよ」と教えてくれました。それを聞くとなおさら行きたくなってきました。留学が終わるまでに、なるべく行けそうな所は行っておきたいと思います。



投稿者:岡 明歩

編集者:丁 雷





2 件のコメント:

  1. 食堂が3階まであり、メニューも豊富にあるようなので、楽しみです。色々なものを食べてみたいと思います。それにしても、非常に積極的に様々なイベントに参加されていて、すごいなと思います。私もこのような積極的な姿勢を見習いたいと思います。北京での1ヶ月間、どのような姿勢で生活していくかで、得られるものも変わっていくと思うので、何をしたいかをしっかり考えて生活していきたいと思います。

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  2. 食堂が3階まであって階ごとにメニューが違うのはとてもおもしろそうだと思いました。何を食べるか迷ってしまいそうですね。丁先生のご実家での餃子パーティーはフレンドリーな雰囲気でとても楽しそうだと思いました。皆さん当時ほぼ1年生できっと中国語歴も1年の人が多いだろうになじんでてすごいと思いました。やはり、中国語の能力も大事だろうけど、相手に伝えたい、話をしたいという気持ちはもっと大事だと思いました。今回の留学には、その気持ちを持って挑みたいと思います。

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