2016年留学 26日目

2016320() 留学二十六日目

 今日は久々に予定が無い休日だったのでいつもより長めに寝て、800に起床しました。起きてから、明日から始まるテスト勉強をしました。口语対策で今までやってきた宿題を振り返ったり阅读対策で単語の確認をしたりしました。明日のテストは阅读です。筆記のテストは文章が読めるためそこまで不安を感じてはいませんが、対策はきちんとしておこうと思いもう一度、テスト範囲の课文を全部一読して内容が頭に入っているか確認しました。
 その後阅读より心配な口语の勉強をしました。面接形式のテストで、回答をする上で習った文法も使えとのことなので、教科書に書いてあることが大体頭に入っていないとまずいので音読して暗記しようと頑張りました。昨日故宮の見学をしている時、隣を歩いていた大平口语の教科書に載っていた句子を覚えているか急にクイズを出されて、答えられなかったところがいくつかあるので、その弱点は特に何回も読みました。昨日は「何で急にクイズなんか出してくるんだろう」と思いましたが、今日の勉強にちょっと役立ったので彼に少しだけ感謝しました。
 お昼は食堂で食べ、また十七楼に戻って勉強を再開しました。結局今回みんなで勉強する時間は全然取れなかったのですが、自分で理解することも大事だし自力でテストを受けて実力をきちんと計れたらそれもいいかなと思います。授業のノートと教科書を並べて交互に見ながら、语句用法の確認などをしました。勉強ばかりだと疲れるので、休憩がてら昨日買った本の内、小泉八雲の訳本を少し読みました。知らない単語も意味を推測できるので、読むのに困りませんでした。また「こういうニュアンスをこの単語で訳すのか!」と発見することもあって、読んでいて新鮮で面白かったです。
 夜は近くの日本式ラーメンのお店に行きました。入ったとたん「いらっしゃいませ!」と店員さんが一斉に挨拶してきたので、感動したのですがその後「几位?」と中国語で聞かれたので拍子抜けして、ちょっと笑ってしまいました。ラーメン一杯が38元で、中国での価格帯で言うと結構高い方なのですが、日本円に換算すると日本と同じくらいの値段です。店員さんの対応が割と優しくて、中国語での説明もすごく聞き取りやすかったです。実際出されたラーメンは美味しくないわけではありませんが、やっぱりスープが何か違うな、と感じました。特に醤油ラーメンのスープは全然醤油の味が感じられませんでした。日本でもそうですが、海外の料理を再現するのはやはり難しいようです。帰る時も「ありがとうございました」と日本語で言われました。日本の店員さんと違って全然笑顔を浮かべてはくれませんが、ちょっと日本が懐かしくなるお店でした。
 また十七楼に戻って教科書のCDを聞きながら教科書を読みました。

 明日はいよいよテスト当日です。外国でテストを受けるのはこれが初めてで、多分この先もできないような経験だと思うので、とにかく実力が発揮できるよう頑張りたいと思います。

投稿者:岡 明歩 編集者:丁 雷

2 件のコメント:

  1. L164062
    中国の日本式ラーメン・・・・食べてみたいです。中国の拉面は日本のと違ってスープに“ダシ”を入れないorダシの味が薄いので日本とは違う味になるのだと思います。
    以前中国で食べた担担面が激マズでそう感じました。
    とはいえ日本式ラーメン、とても食べてみたいです。
    次は探して食べます。

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  2. L165017
    ラーメン屋さんのギャップ、なかなか面白いなと思いました。いつぞやか、食堂でそばを食べてダシか何かなんとなく違っていたとあり、今回もスープが何か違っているようでした。この違和感というか、何というか、言われると気になる次第です。なので、中国へ行った時にこれについてもまた確かめてみる必要がありそうです。
    ラーメンについて、日中の違いというのもそこで分かるのかなぁ。
    テスト勉強、最後の総仕上げということでその頑張りというのが垣間見えました。僕も留学中はそうなることになるでしょう。

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